岐阜県議会の総務委員会は7日、県の公金を取り扱う指定金融機関(指定金)の
十六銀行(岐阜市)を2015年度以降も5年間継続する議案を否決した。
県によると、指定金の継続について議会側が否決するのは極めて異例という。
総務委員会では、県側が業務純益などの経営指標や店舗の展開状況、
災害発生時の対応方針などを調査し、指定金を担える複数の金融機関の中から
十六銀行を選んだ経緯を説明した。
これに対し、県議会最大会派の県政自民クラブに所属する県議は
「競争原理を働かせるべき」などとして議案に賛成しなかった。
県は指定金を変更する場合、システム交換などに1年半かかることから、
県議会最終日の10日までに指定金の変更も含めて検討する。
指定金「十六銀行」異例の否決…岐阜県会総務委 (10/07 12:50 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131007-OYT1T00576.htm
【関連記事】 県が十六銀指定議案提出へ 自民ク、反対見通し (09/13 09:20 岐阜新聞)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130913/201309130920_20924.shtml