大阪都構想への政令市・堺の不参加により、「大阪全体の広域行政を『都』に一本化する」と
していた大阪維新の会の狙いは崩れることになった。
今後、大阪都が実現したとしても、政令市を抱えたままのちぐはぐな状態が続き、
当初の構想が大きく変わることになる。府と大阪市による都制移行にも影を落としそうだ。
読売新聞社が29日に実施した堺市長選の出口調査によると、大阪都構想への堺市の参加に
反対する人は56%と、賛成の38%を大きく上回った。反対する人の9割強が、再選を果たした
竹山修身氏に投票しており、都構想への堺市民の拒否感の強さが竹山氏を押し上げたことがわかる。
調査は堺市内の投票所48か所で行い、投票を終えた有権者2129人から回答を得た。
大阪都参加「ノー」56%…堺市長選出口調査 (09/30 08:17 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130930-OYT1T00162.htm
橋下代表「説明不十分だった」 堺市長選 (09/30 12:21 日テレNEWS24)
http://www.news24.jp/articles/2013/09/30/04237235.html