【ワシントン=安江邦彦】 米連邦準備制度理事会(FRB)は18日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、
市場に大量のお金を流し込んで景気を下支えしてきた量的緩和策の第三弾(QE3)を継続することを決めた。
FRBは毎月850億ドル(約8兆5000億円)の国債や住宅ローン担保証券(MBS)を買い入れて資金を
供給している。市場では、今回のFOMCで買い入れ規模を減らし始めるとの見方が広まっていた。
FRBはFOMC後の声明で「(国債などの)買い入れペースの調整には、
(経済の)改善の維持を示す多くの証拠が必要」と理由を説明した。
米FRB、量的緩和を継続 (09/19 04:54 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130919-OYT1T00181.htm
【ニューヨーク時事】 18日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が
現行の量的金融緩和策を続けると決めたことを受けて急伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比147.21ドル高の1万5676.94ドルと
4営業日続伸、8月2日に付けた史上最高値を約1カ月半ぶりに更新して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同37.94ポイント高の3783.64。
NY株、最高値更新=量的緩和策維持で (09/19 06:12 時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2013091900048