JR東海は18日午前、東京(品川)―名古屋間で2027年に開業を目指す
リニア中央新幹線の品川、名古屋駅の概要や中間駅の位置、詳細なルートを発表した。
これに先立ち、騒音や振動などの調査結果をまとめた「環境影響評価準備書」を、
沿線7都県の知事と39市区町村の首長に届けた。
JR東海は14年度の着工を目指しており、政府がいつ認可するかが焦点となる。
JR東海は名古屋―大阪間も45年の開業を目指しているが、今回の準備書には含まれていない。
発表によると、路線距離は286キロ・メートルで、このうちトンネル部分が246キロ・メートルと
86%を占めた。 中間駅は相模原市緑区のJR橋本駅付近、甲府市大津町付近、
長野県飯田市上郷飯沼付近、岐阜県中津川市千旦林付近の4か所。
品川新駅は東海道新幹線ホームの地下約40メートルに、名古屋新駅は建設中の
「名古屋駅新ビル(仮称)」地下から新幹線ホームの地下約30メートルに、それぞれ建設する。
焦点は「いつ政府認可」…リニア詳細ルート発表 (09/18 11:39 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130918-OYT1T00483.htm
中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書(平成25年9月) (JR東海公式)
http://company.jr-central.co.jp/company/others/prestatement.html