* 国連調査報告、シリア化学兵器攻撃でのサリン使用断定
* 米英仏、「断固とした」国連決議を要求
[パリ/国連 16日 ロイター] 国連は16日、シリアの化学兵器使用に関する調査報告書を公表し、
8月21日にダマスカス近郊で起きた攻撃で神経ガスのサリンが使用されたと断定した。
化学兵器を使用したのがアサド政権か反体制派かについては言及していない。
米英仏の3カ国は同日、化学兵器廃棄に向け明確かつ拘束力のある期日を定めた
「強力で断固とした」国連決議を求めることで合意した。
米国とロシアは14日、シリアの化学兵器を2014年半ばまでに廃棄させる枠組みで合意。
米国によるシリア攻撃の可能性はひとまず後退したが、オバマ米大統領は、
化学兵器の処理が進まない場合、軍事行動の可能性も残されているとしている。
ロシアはシリアに対し厳しい制裁措置を科すことに慎重な姿勢を崩しておらず、
両国は反体制派が化学兵器を使用としたと主張している。
シリア国内では、複数の地域で戦闘が起きたと報じられている。トルコは、シリアのヘリコプターが
トルコ領空を侵犯したとして、トルコ軍機が同ヘリコプターを撃墜したことを明らかにした。
(以下省略)
国連調査報告、シリアのサリン使用断定 米英仏「断固とした」国連決議要求 (09/17 07:09 REUTERS)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0HC3C720130916
政権の化学兵器使用示す=シリア国連報告で米英仏 (09/17 06:39 時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2013091700080
シリアのヘリ撃墜 トルコ軍、領空侵犯で (09/17 01:18 共同/MSN産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130917/mds13091701180000-n1.htm