日本郵便が、2014年4月に消費税率が引き上げられた場合、
郵便料金を同時に値上げする方向で検討していることが分かった。
引き上げられれば、1994年1月以来、ほぼ20年ぶりになる。
増税分のみを転嫁した場合、25グラム以下の定形郵便物(封書)で80円が82円に、
はがきが50円から51円になるが、日本郵便は今後、市場動向などを踏まえて、
値上げ後の料金を決める。親会社の日本郵政が15年春に株式上場するためには、
収益をさらに改善するために増税分を上乗せするのが適当と判断した。
郵便料金は、89年4月の消費税導入とともに引き上げられた。
郵便配達などのコスト増などを理由に、94年に再度引き上げられた。
97年4月に消費税率が3%から5%になった際は据え置かれた。
20年ぶりの郵便値上げ検討…消費増税と同時 (09/14 07:07 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130913-OYT1T01526.htm