物流の拠点作りが進められている相模原市に、国内で最大規模とされる賃貸型の倉庫が完成し、雇用の創出や地域経済の活性化につながると地元で期待されています。
完成したのは、外資系の不動産投資顧問会社と三菱地所が共同で出資した賃貸型の倉庫です。
倉庫は、5階建てで、床面積が延べ21万平方メートルと東京ドームの4.5倍あり、賃貸型の倉庫としては、国内で最大規模だということです。
相模原市や厚木市など、神奈川県の内陸部では、圏央道の相模原市と東京・八王子との区間が来年春に開通すると、中央自動車道と東名高速道路、
それに関越自動車道がつながり、物流の拠点として生かせると施設の整備が進められています。
完成した施設は、すでに全体の60%ほどの入居が内定しているということで、地元では、こうした物流の拠点施設が、
雇用の創出や地域経済の活性化につながると期待が高まっています。
倉庫を運営するラサール不動産投資顧問の中嶋康雄・代表取締役は、「ものづくりの拠点が海外に移るなか、相模原市は、今後、
物流の拠点として、発展していく可能性がある」と話していました。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130904/k10014291311000.html