米政府は30日、シリアのアサド政権による化学兵器攻撃について「強い確信」があるとする
情報分析をまとめた報告書を発表し、子供426人を含む1429人が死亡したとの暫定評価を示した。
ケリー国務長官は記者会見し、アサド政権に対し「行動を起こさなければ問題だ」と述べ、
軍事介入は不可避だとの認識を表明した。
ケリー氏は、シリアの首都ダマスカス郊外で21日に起きた攻撃について、3日前から
シリア政府軍の化学兵器部隊が準備を進めていたことや、防護マスクの使用指示が出ていたことを
把握していると説明。大量破壊兵器が発見できなかったイラク戦争の失敗を「繰り返さない」と語った。
さらに、米政府の対応を「世界が注視している」と述べ、
行動を取らなければ米国の信頼性が問われると強調した。
化学兵器使用「強い確信」 米報告、1400人超死亡 (08/31 08:39 共同/MSN産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130831/mds13083108390001-n1.htm
米国が化学兵器使用断定の根拠公開 (08/31 08:44 日テレNEWS24)
http://www.news24.jp/articles/2013/08/31/10235361.html