経済産業省は30日、2014年度予算の概算要求に、
東京電力福島第1原発の廃炉に向けた研究開発費用として125億円を盛り込むと発表した。
13年度当初予算と比べ4割強の増加となる。
放射線量が高く、人が近づけない場所でも作業ができる遠隔操作機器の開発を加速させる。
福島第1原発の廃炉では、溶け落ちた核燃料(デブリ)を最終的に取り出す必要がある。
それには原子炉建屋内の除染をしたり、デブリの状態を把握したりする技術が欠かせないため、
遠隔操作で動く作業用ロボットなどの研究を進める。
廃炉研究予算、4割増要求=福島原発対策を加速-経産省 (08/30 16:16 時事)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013083000681