読売新聞配信 2013年8月24日19時54分
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130824-OYT1T00743.htm
スーパーコンピューターの可能性を探るシンポジウム「スパコン『京』の今後はどうなるの?」が24日、東京都文京区の東京大学伊藤謝恩ホールで開かれ、約410人が聞き入った。
シンポは理化学研究所(理研)の主催。
平尾公彦・理研計算科学研究機構長は、昨年9月に本格稼働した「京」の成果として、
新たな抗がん剤の候補物質を10種類以上発見したことなどを紹介。
新浪剛史・ローソン代表取締役CEOは「スパコンの高い計算技術は、競争力強化や社会
問題の解決に不可欠」と期待を寄せた。
パネル討論ではノンフィクション作家の山根一眞さんら6人が、次世代のスパコン開発に
ついて意見を交わした。