「創業50年以上の不動産会社」株式会社松堀不動産(埼玉県東松山市)が破産決定 (新型コロナ関連倒産ニュース)
11月18日、株式会社松堀不動産(資本金10,000万円、堀越 宏一社長、埼玉県東松山市、1973年2月創業)は地方裁判所熊谷支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には伊島 博 弁護士(伊島法律事務所、埼玉県東松山市)が選任された。負債総額は約19,500万円。
株式会社松堀不動産は1973年2月創業の不動産業者で、不動産仲介、売買等を手掛け、2018年10月期は8,126万円の売上高を計上していた。
しかし、その後は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響等で業績は伸び悩み、宅地分譲にも着手したものの、販売面は苦戦を強いられていた模様。
また、昨今の物価高も加わり採算的にも厳しい経営が続いていたもので、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。
(2024年11月18日 共同通信)