こあい…
https://www.afpbb.com/articles/-/3264937?cx_amp=all&act=all
イタリアの古代ローマ都市ポンペイ(Pompeii)の近くのヘルクラネウム(Herculaneum)遺跡で数年前に発見された、黒く、つやのある石のような物体が、西暦79年に起きたベズビオ火山(Mount Vesuvius)噴火の犠牲者の脳の一部であることがこのほど判明した。
研究チームは、噴火で放出された高温ガスによる熱が520度まで上昇したと推測している。これは、体内の脂肪を発火させ、軟組織を蒸発させるのに十分な高温だ。また、その後に起きた温度の急速な降下によって、遺体の一部ではガラス質への変化が促進されたと考えられるが、この温度降下現象についてはまだほとんど解明されていない。