深夜にふと考えて眠れなくなった。
ずっと恋愛を描きたかったし、それが深ければ深いほど心に突き刺さった。
小学生の頃から恋愛小説を読みあさって、中学生になると官能小説にも夢中になった。いつしかファンタジーの中のほうが愛が深い気がしてファンタジーにも手を出した。
つづく
でも書いてみたら薄っぺらかった。情けないほどつたなかった。
そのうちに、目的が「読み手を泣かせたい」に変化していて、人の感情を大きく揺さぶる「死」に大きな興味をそそられるようになっていた。でもそんなのは本当はズルだ。間違っている。
なのにわたしは、今でもそれらの合間を揺れている。
それでも変わらないものはある。
それは「情熱的な愛と性」
わたしの根底にはいつもそれがある。過剰であればあるほどいい。異常であればあるほどいい。
だってそれはわたしにとって「深い愛の証明」にほかならないから。
一番大きな転換点はやっぱり女王蜂の王房だったと思う。
表現の自由を知ったし、何よりわたしの書きたいものが誰かに響くことを知った。
当時はもう書くのをやめたくなるくらいつらいこともあったし、たくさん泣きもしたけど、それでもやめられないのは変わらない信念と思いがあるからだと思う。
いまでも女王蜂のキャラクターが好き。世界観が好き。PVをみるといまも胸がいっぱいになって涙が滲む。
あの頃はまだまだつたなくて、いまならもっと上手に描けるだろうけど、あの頃じゃないと表現できない無我夢中さと未熟さがあった。
いまもお話を書けていることを改めて幸せに思う。これからも書けることを幸せに思う。
なんだかよく分からないけど、ぶれることをやめたら運命が回り始めた気がする。自分を貫こうと決意したとたん、色々とお話をいただけるようになった。
わたしの力はわたしが信じてあげよう。
表現したいものを貫いて自分でいよう。
つらつらとちょっぴり恥ずかしいことを思った深夜でした🥰
素敵な案件に関わらせてくださる方々へ愛と感謝を込めて。
ちなみに、本日ほぼ仕上がった新しい企画シチュCD台本はかなり熱中した。あと一歩の手応えがほしい。
そして。
ああそうだ、こういうの書きたかった!! ってピリオドを打った瞬間に気がついた。(遅い)
企画を作ってくれた社長に、今回も感謝です🥰🥰🥰
かほく