短気な性格で知られ、ベネズエラに埋蔵される石油をテコに南米諸国のへの影響力の拡大を目指すチャベス大統領は、9日の会議出席直後からスペインの代表団の怒りを買う発言をしていた。
チャベス大統領はスペインの保守系前首相ホセ・マリア・アスナール氏を名指しで「ファシスト」だと批判し、社会労働党出身のホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ現スペイン首相はチャベス大統領に対し、「敬意」を示すよう求めていた。
ところがチャベス大統領は10日にも、アスナール前首相について、「ファシストは人ではない。ヘビのほうがファシストより人間性がある」とこき下ろし、「ファシスト」を連発した。
これに怒ったカルロス1世国王は、チャベス大統領の演説をさえぎり、「いい加減黙ったらどうだ(Why don't you just shut up?)」と発言した。
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