【速報】肩に塗るだけで精子が死滅する「塗るコンドーム」遂に爆誕! 米政府機関が臨床試験、避妊の新時代到来!
塗るコンドームの実現が、また一歩現実に近づいた。11月28日、米国立衛生研究所(NIH)は「NES / T」と
いうゲルタイプの男性避妊薬の臨床試験を開始すると公表した。NES / Tはプロゲスチンとテストステロンという
二つのホルモンを含んだゲルで、男性の肩から背中にかけて塗るだけで精子の量が避妊に十分なほど減少するというものだ。
この臨床試験にはおよそ420組の男女カップルが参加し、男性は4~12週間ゲルを塗り、副作用がないことと
精子量の十分な減少を確認した後、妊娠を防ぐ効果を検証するためのフェイズに移行する。ここから52週間、
カップルはこのゲルだけを避妊の方法とするのである。ゲルの処方を中止した後も、男性はさらに24週間追跡調査される。
米国立小児保健発達研究所の避妊薬開発プログラム責任者ダイアナ・ブライズ氏は「安全で効果的で
可逆的な男性向け避妊法は重要な公衆衛生上のニーズを満たすでしょう」とこの避妊ゲルの重要性を強調している。
https://tocana.jp/2018/11/post_18936_entry.html
使い方はごく簡単で、毎日ティースプーンに半分程度の速乾性ゲルを肩や上腕部にこすり付けるだけだ。
2012年の報告によれば、ゲルを塗るだけで精液1ml当たりの精子数は100万個まで減ったという。これは
妊娠を防ぐのに十分な効果だ。通常であれば精液1ml当たりに1500万~2億個の精子が含まれる。
臨床試験は2018年4月から4年間行われ、米国、イギリス、イタリア、スウェーデン、ケニアの各地に住む
400組のカップルが参加する予定だ。ワシントン大学の教授で治験の責任者であるステファニー・ページ氏は
「毎日正しく塗り続ければ、非常に効果的だと確信している」と話している。
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