801サロン@チラシの裏避難所 1285枚目 #883

883名無しさん@Next2ch:2017/03/17(金) 16:44:47.42 ID:???

川島誠の「電話がなっている」という小説。
この世界では、中学三年の期末テストの結果によって、
すべての人が15段階のランクに分けられ、将来が決まる。
主人公は上から4番目のA-4ランクに入ることができた。
超エリートではないにせよ、一般地方公務員くらいは保証されているランク。
その合格発表がされた夜、主人公の家の電話がなる。
主人公は、その電話が「君」からだとわかって、
布団をかぶってベルの音をやりすごそうとする。
主人公と「君」は幼なじみで恋人どうしだった。
平凡な主人公に対して、「君」は頭もよく、人目をひく美少女。
成績のいまいちだった主人公がそこそこのランクに入れたのも、「君」が指導してくれたおかげ。
主人公は「君」と幸せな家庭を築くことを心に誓っていた。
ただし「君」には少し変わったところがある。
初潮が来たとたん、「早く一度に大人になってしまいたいから」と、
恋人である主人公ではなく嫌われ者の音楽教師と寝て、その次の日に主人公と寝る。
それを主人公に責められても、「音楽教師とはもう口もきいてないんだし、
1日の差なんだから何が問題なのかわからない」と言ってのけたりする。

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