救急車を呼ぶべきか判断に困る症状・けがなどに見舞われた時に利用したいのが、救急相談センター「#7119」です。
このダイヤルをプッシュすると東京消防庁の救急相談センターに繋がり、専門の救急相談医が次のような対応をしてくれます。
・すぐに救急車を呼んだ方がいい症状かどうか、協力医療機関の救急相談医が緊急性を判断。
必要であれば救急相談通信員が救急車を出動要請してくれます。
・緊急性が低い症状でも、病院への受診が必要かどうかのアドバイスをしてくれます。
・受診可能な病院を検索し案内してくれます。
2007年6月1日から東京消防庁で開始されたこの制度は、当初、東京都のみのサービスでした。
しかし、現在では東京の他に、北海道、愛知、奈良、大阪をモデル地区として、「救急安心センター」という名称で「#7119」が利用できます。
【対応していない都道府県ではどうすればいい?】
この制度は現状、東京都、北海道、愛知、奈良、大阪の5都市にしか対応していません。
対応外の都道府県にお住まいの場合は、これまで通り119番に通報するしかないようです。
ちなみに119番でも、救急車が必要かどうかの判断を聞くことができるので、落ち着いて症状を伝えましょう。