いつものようにベッドの上でAが目を覚ますとなんだかいつもと違うような気がする朝だったんだよぉ
何が違うのかといわれると筆舌にしがたいんだけど自分も部屋の中もなんだか浮ついたよーな
いまいち実感のできないような乖離感がするんだよぉ
でも家の前に迎えに来たBの笑顔をみたらどうでもよくなるんだよぉ
なんやかんやでそれから友人たちと日常を過ごすけどその乖離感は日に日に増していって
最終的に自分が自分でないような違和感がどうしようもなくなってでもBには心配をかけたくなくて
いまいち仲の良くない相手に泣きつくんだけどそこでやっと自分がもう死んでてその体はアンドロイドであって
今の自分の記憶はただのプログラムとして移植されただけのものだっていう事実を知ることから始まる
そんなホモが見たいよぉ