翌日、王の国から迎えの馬車が来る。
馬車に同乗していた王の忠実な家来・ハインリヒは、胸に3本の鉄の帯を巻いていた。これは主人がカエルにされたときに、悲しみのあまり胸が張り裂けないようにはめたものだった。
主人が助かったため、喜びのあまり1本ずつはじけて帯がはずれる。
「鉄の帯が外れる」とはドイツ語のことわざの「Mir fällt ein Stein vom Herzen (直訳:心の石が落ちる、意味:肩の荷が下りる)」
に掛けた表現で、胴体から鉄の鎧が外れて行く描写は心から固い石がはがれ落ちてほっとすると言う表現を連想させる。
王も王女もハインリヒも全員が無事に幸せになったという結末を象徴するグリムの粋な締め言葉である。
また、カエルを壁に叩きつけるのではなくカエルにキスをすることで魔法が解けるというバージョンも見られる[1]
[2]。
------------------------------------------------
ここまでコピペしないと鉄のハインリヒの意味わかんないよぉ