ホテル
ブ「お前さ、いい加減にしろよ、男は急に…止まれないんだからな」
パ「えっこんのくんどーしたの？ やだ、そんなとこ触っちゃ痛いよ」
ブ「お前が色々俺にしてくるからだろ…」
パ「やっ、こんのくん怖い…あーん、グスッ…」
ブ「あ、そんなつもりじゃ…」
パ「やだー、近よんないで。おでもうこっちで寝るから」
ブ「おい、ちょ…、たかはし、ごめん」
パ「ほんとに悪いと思ってる？」
ブ「いや、悪いっていうか…痛くしてごめんな」
パ「じゃ、こっち来て」
ブ「え？ だって…」
パ「おで、なんか抱いてないと眠れないの。もう痛くしないでね。おで、痛いのきらーい」
ブ「ああ…」
パ「さっき、おでもごめんね」
ブ「え？ なんで謝るんだよ？ てゆーか、おまえ俺に謝るの初めてだな？」
パ「や、よく考えたらさ、違うルートでいけば、終電ギリ間に合ったなあって今思い出した」
ブ「ちょ…」
パ「わざとじゃ無いしー。でもおで、今日のこと一生忘れないよ。こんのくんと一緒に出かけたこと」
ブ「なんだよそれ。これからも行けるじゃん。大学生になっても」
パ「いやいやいや、こんのくんは大学無理でしょー」
ブ「どーいう意味だよ」
パ「でもさー、人生何があるかわかんないし。でもおで、おじさんになってもおじいさんになっても、こんのくんと遊びたいなー」
ブ「あー…」
パ「ね、こんのくん、もっと強く抱きしめて。男は急に止まらないんでしょ？」