「自分はもう死んでいる」と思い込む世界でも最も奇妙な精神障害、コタール症候群
『自分には脳・内臓・神経が存在しない(それらが腐敗して朽ち果てていく』『私は既に死んでいる・私は永遠に死ぬことができず苦しみ続ける』などと言った悲観的で抑うつ的なものです。
特徴的な妄想としては、身体の器官が存在しないとか腐敗しているといった『身体性の否定』の妄想があり、これは『死の恐怖』と密接に結びついていると考えられます。
『永遠に生きる不死』の妄想は、憂鬱で苦痛な人生を延々と終わらせることができないという恐怖と相関しており、うつ病患者などでこの種類の妄想が見られることがあります。
はぁん怖いよぉ...