トロ車に揺られた 擬似青春カルナバル
安ネオンの看板に 腐れ
ロマンチクな僕の為
まほろばには君が為
ゲラ未だ済まぬ心 躍る
乱れ多角ぐにゃりとし
濾過したのだ狂ヒ水
目にも辛い醜さで 揺れた
ガラス戸に盛れ凭れた陽は 落ち込んだ僕を刺して
西日に浸る随 じとり
かかる世界の 情に放され
日暮れた また 僕等は走って
往けども 終ぞ歪み 泣いて腫らす
唾し日々の変わらぬ事
トロ車に揺られた 擬似青春カルナバル
安ネオンの看板に 腐れ
ロマンチクな僕の為
まほろばには君が為
ゲラ未だ済まぬ心 躍る
かかる世界の 情に放され
日暮れた また 僕等は走って
潰えぬ程に乱れ 代わる代わる
唾し日々に廻りだして