地上波テレビがビッグブラザーだったとは、インターネット黎明期には想像もしてなかった
テレビなんて簡単に潰せると思ってた
しかし今では若者たちがSNSでテレビ情報を投稿しまくってるという状態
ブラッドベリの『華氏451度』は「全体主義」を批判してる本として勘違いされてる場合が多いけど、
実際は「テレビ全体主義」を批判してる本
テレビによって人々の知性や教養が荒廃した結果、社会が全体主義化してしまった世界を描いている
まさに今の日本そのものだ
テレビは社会を全体主義化する機能を持っている
テン年代のビッグブラザーは安倍晋三なんかではなく、地上波テレビ局だった
インターネットが普及しても、テレビ全体主義には勝てなかったというディストピアが現代日本
「ネットはテレビを殺す」とか意気揚々と吹聴してたIT起業家が、
今ではテレビに出まくって、その知名度でメルマガ商法してる状態
もうインターネットには何も期待しない方がいい
ネットで世の中変化するとしても、相当遅く変化していくことになる
今年も紅白歌合戦の視聴率は40%を超えるだろう
紅白歌合戦の視聴率が5%以下になってから世の中面白くなる