●日本の経済モデル・社会システムは、氷河期世代を生み出したことによって破綻に向かった。
就職氷河期の四大卒の就職率:文部科学省の統計より(以下は、最も酷かった時期)
2000年 男性55.0%、女性57.1%
2001年 男性55.9%、女性59.6%
2002年 男性54.9%、女性60.0%
2003年 男性52.6%、女性58.8%
2004年 男性53.1%、女性59.7%
2005年 男性56.6%、女性64.1%
大卒就職内定率の推移(A~Fランまで含む)
・バブル期 80%
・氷河期(94~05年) 50-60%
・好景気(06-10) 70%
・現在(11~) 62-67%
http://www.zenken.or.jp/pdf/siryo-2010-01-02.pdf
http://hr-recruit.jp/images/movement_img03.gif
http://matome.naver.jp/odai/2135848105854212201
http://www.asahi.com/special/08017/images/TKY201008050416.jpg
http://diamond.jp/mwimgs/5/3/-/img_53f19e62d38f39976d3332ce6b545ad114468.gif
求人数過去最低→1996年 39万件
求人倍率過去最低→2000年 0.9倍
就職内定率過去最低→2003年 55%
氷河期世代は雇用の調整弁に使われたことにより困窮疲弊した。
それが消費低迷、年金破綻、財政破綻、社会不安、少子化猛進などに繋がったのである。
総合研究開発機構(NIRA)の報告書によれば、氷河期世代放置によって77万4000人が生活保護受給者となり、
そのための追加的な財政支出が20兆円にのぼると指摘している。問題の先送りが、より悲惨な様相を呈して来たのである。