モラハラ資料
比較し勝ち負けにこだわる自己愛性人格障害
自己愛性人格障害
← 自己愛性人格障害の特徴まとめ
やたら比較し勝ち負けにこだわる
・異常なほど勝ち負けにこだわる
・自分ageと他人sageが生きがい(身近な人をさげる)
・自分と他人を比較して、どちらが優れているか劣っているかに異常にこだわり、他人に『自分の優位性』を認めるような言葉・態度を求める。
・やけに他人に勝とうとしてると要注意、根拠もなく勝ってると判断することもしばしば(躁的防衛)
・1,2歳しか離れていないのにお兄さんぶる人お姉さんぶる
・相手より自分の方が格上であることを主張する。例えば知識なら自分の方が博識だとか学歴があるとか。例えば仕事なら自分の方が上司だとか経験があるとか。それをないがしろにされると腹を立てる。
・人に教えられるのが苦手。他人に新米扱いされたり、しかられることはプライドが許さない
・反面、人に教えるのは大好きである。
●他人の『人間関係』(友人の数とレベル、恋人の有無とレベル)、『バックボーン』(学歴、親の資産)、『生活レベル』(年収、貯金、家、車、服)、『心身の健康状態』をやけに気にする人
(人間を「目に見えるモノ」でしか評価できない)
●『子どもっぽい負けず嫌い』の傾向が見られ、『相手の長所や美点を素直に認めない・相手よりも自分のほうが優れていることを過度に強調する・相手の名声や価値を意図的に引きずり落とそうとする』といった言動
●他人との関係が常に競争(支配・被支配)なので、つまらない意地をはったり自分の意見に固執します。相手の言い分に賛成することは(たとえ相手のほうが正しいとしても) 【負け】を意味するからです。
【自分が悪くても認めない】【謝らない】のも負けを認めたくないからです。大きな屈辱感となってしまうからです。
●自己顕示や虚栄心の強さは、実際の自分よりも自分を優れたものに見せようとする行為や虚言(嘘)として現れますが、その価値判断の基準は『学歴・年収・所属企業・配偶者の属性・家柄・ブランド品(高額消費)・成功体験』など社会一般的な権威や俗世間的な価値観に依拠したものが多くなります。
内面的(人格的)な美点や知性的(学術的)な水準についての自己顕示や強調というものは基本的には余り見られず、人格的な美点は社会的な権威・地位と同一化しており、具体的な知識(知性)や技能よりも分かりやすい学歴・職業のほうに重点を置いた話をする傾向があります。自分や関係者がいかに他人よりも恵まれた属性を持っているか、どれくらい幸せな生活をしているかを実際よりも相当に大袈裟に吹聴するというのは、自己愛性人格障害の特徴でもあります。