>自己愛の障害
自己と他者の境界線を越えて幼児的な全能感を満たそうとし
自己の発言や行動、症状、振る舞いによって
他者との間に『自分に有利な相互作用』を働かせようと操作する。
>顕示的な自己愛障害
『支配的・威圧的・利己的』に強気の姿勢で他者を操作しようとする。
相手が自分よりも不利な立場で
能力的に劣っていないと上手くコントロールできない。
自信過剰でパワフルな顕示型では
『他者の自己不信・不安感・利己心・依存心(被保護欲求)』を
巧みに利用することで他者を自分に従わせる。
他者の依存心を上手く引き出すのは権威主義的な宗教の指導者や
集団のリーダーの周囲に働くものと近似している。
>顕在型自己愛性人格障害の特徴
『外向的・活動的・高揚した誇大性
見栄っ張りな承認欲求の強さ・共感性の欠如
他者を利用する対人関係・不特定多数を誘惑する性的逸脱
自己の特別視と他人の軽蔑・鈍感さと優越感・衒学趣味・権威主義』など。
ウィンク(Wink)は
『誇大‐自己顕示型』や『鈍感型(oblivious)』と呼んだ。