ここら辺から、僕の感覚が徐々にマヒしてきます。
まるでAVを、本当に普通のAVを見ているかのような、そんな不思議な感覚に陥っていきます。
「…おいおい…この娘…感じてんじゃん?」
映像を見ていた仲間の1人が言いました。
確かに。
最初、あんなに身をよじらせて抵抗していた菜々子は、石川に乳房を弄ばれ始めて数分経った今、ほとんどその動きを見せていません。
そして、瞳は閉じてはいますが、涙はほぼ乾き、今はその伝った跡だけが残っています。
菜々子の顔は、先ほど石川に平手打ちされた箇所以外にも明らかに紅潮し、耳たぶまで真っ赤に染まっています。
そして時折、石川の攻めに、ぴくんと反応する仕草を見せ始めました。
すでに、スカートは乱れに乱れ、むっちりとした白い太ももだけでなく、純白のパーティーまで露になっています。
「…い、いつまでおっぱいばっかり舐めてんだよ!…早く…早く次いけよ…!」
映像を見ていた仲間の1人が、そのパンティーが写し出された瞬間、焦ったように言いました。
すると、画面の中の石川は、まるでそれが聞こえたかのように、菜々子の太ももに手を伸ばします。
『…んっ…んーっ……』
菜々子は、内太ももを這い上がる石川の手に、我に返ったかのように暴れ出しますが、石川はその瞬間、菜々子の髪の毛をガシリと掴み、すごみました。
再び、菜々子の目から涙がこぼれます。
「…はぁ…はぁ…大人しくしてたら…天国連れてってやっから…静かにしてろよぅぅ…はぁ…はぁ…」
石川は菜々子の耳元でそう呟きながらスカートを捲り上げ、下腹部をイヤらしい手つきで撫で擦ります。
菜々子は本能的に危機を察したかのように、必死で両脚を閉じて次の石川の行動に身構えているようです。
しかし…今さら情けなどかけるはずもない石川は、その手を菜々子のパンティーの中へ滑り込ませて行きます。
「…はぁ…はぁ…ほら、どうした…脚開けよぅ……何回も言わせんなよぅ…またバチンといっちゃうぜぇ?」
石川の一言で、菜々子の表情は一変しました。
それまで多少の抵抗の意思を示していた瞳は、完全に恐怖に支配されたそれへと変化していました。
石川に促されるように、菜々子の両脚は、力なく開かれます。
「ようし、いい娘だ…ほら…おぉ…す、すげぇ……!!」
石川は一際すっとんきょうな声をあげました。
「はぁ…はぁ…なんだこりゃ…もうヌルヌルじゃねぇか…!!」
菜々子は背筋を反らせ腰を引きます…が、両脚を閉じようとはしません。
菜々子の純白のパンティーの中で、石川のゴツい手が蠢いています。
「…な、何?…もう濡れてんの?」
映像を見ている仲間の1人が股間を押さえて石川に問います。
「濡れてるも何も、もうすでにグッチョグチョ!漏らしたんかと思ったわな!」
「マジかよー!いいなぁー!たまんねー!」
菜々子はそんなに濡れやすいという印象はありません。
ただ1度しかセックスした事はありませんが、そんなにその部分が目立つ事はありませんでしたが…今、画面に映っている菜々子のパンティーの中で、石川の手は、明らかに「ピチャピチャ」とイヤらしい音を立てて蠢いています。
「あぁっ!がまんできね!」
突然、画面の中の石川は思い立ったように自分の服を脱ぎ捨て、素っ裸になりました。
そして…菜々子の両手を縛っていた紐を解いて、荒々しく菜々子の身ぐるみを剥いでしまったのです。
菜々子は猿ぐつわだけを残して、その裸体をカメラにさらしました。