私はS崎愛。S学五年生の時でした。
6月の土曜日に、図書室で開いた『読み聞かせ会』に私も図書係なので参加しました。
ところが会が終わると他の子たちはみんなサッサと帰ってしまい、私が一人で戸締まりの先生を待つことになってしまったのです。
受付カウンターの後ろのガラス扉の書棚に展示されてる、禁帯出の復刻版の絵本を見ている私に、
「あれ、S崎だけなのか?」
図書係担当のW井先生が入って来ました。
「はい、みんな勝手に帰っちゃいました」
「困ったヤツらだなぁ……じゃあS崎、その本片付けて」
「はい」
私が本を持ってカウンターの中に入った時、『カチッ!』静かな図書室に音が響きました。
見るとW井先生が、ライターに火をつけた音でした。
(W井先生、タバコ吸いだしたよ……学校の中でタバコ吸ったらダメなのに)
私がそんな事を考えながら、本を書棚におさめてガラス扉を閉めた時、
(キャッ!)
W井先生が、後ろから私の胸を軽くつかんだのです。先生は手を動かしながら言いました。
「愛は(W井先生は私を、名前で呼びはじめました)柔らかいおっぱいしてるな…先生、ずっと触りたかったんだ」
声が出ませんでした。
書棚のガラス扉にハッキリ、胸を触られている私が映っていて、タバコをくわえたW井先生がニヤニヤしているのです。
ニヤニヤした先生の口元から煙がもれて私の顔まで届くたびに、私は先生が悪魔になったみたいで怖くなったんです。
W井先生は私のおっぱいの先っちょを指先でさぐりながら、私をカウンターの外に連れ出しました。
先生は私を、さっき読み聞かせ会で使っていた低いテーブルの上にあお向けに寝かせました。
そしてズボンとパンティを、一気にはぎ取ったのです。
私は恥ずかしいけど、先生が怖くて何も言えませんでした。先生はフツーに私のお股に指をのばして触りはじめました。
「愛はワレ目も可愛いな。もう生理は来ているのか?」
私は首を振りました。
先生は嬉しそうにタバコの煙を吹き出すと、「ほら」とそのタバコを私の唇に押しこみました。
私の目に天井の灯りと、その灯りに向かって煙をたちのぼらせるタバコとが映りました。
(私が、タバコをくわえてる……火のついたホンモノのタバコ……)
鼻から吸い込む空気が、すっかりタバコのニオイに染まってしまい、呼吸が苦しくなって来ました。
その時でした。
(はっ……はあぁっ……!)
私のワレ目に強いくすぐったさが走りました。顔を少し上げて見ると、私の太ももと太ももの間にW井先生の頭が入りこんでいるのが見えました。
(ウソ……W井先生、私のワレ目をなめてるの?)
私は恥ずかしくて、W井先生の舌を避けようと腰を動かしました。
でもそれは逆に、先生の舌をいっそう強くワレ目に導くことになってしまいました。
(ウッ、ウグッ!)
恥ずかしさとくすぐったさが重なって無意識で私はつい、鼻でなく口で息をしました。
私の口に、くわえていたタバコの苦い煙が吸いこまれました。
だけど、その煙の苦さを感じた瞬間、私はW井先生に広げられたワレ目の奥がキューンと縮こまるほど、くすぐったさを激しく感じたのです。
私の目に自分の唇からこぼれたタバコの煙が、天井めがけて噴きあがるのが見えました。
先生がワレ目のなめ方を少しずつ変えるたびに、私はタバコの煙を吸い込みワレ目の奥に新しいくすぐったさを感じるのです。
煙を吸い込むごとにタバコに灯る赤い光が、だんだんタバコを灰にしていくようすを私はフツーに見つ