世の中で一般的に言われている善悪は、観念であって正しくない。
これは輪廻転生、魂の落下と上昇のプロセスを知らない無智な人間たちが
作り上げた観念である。
よって観念を捨断するぞ。
観念にとらわれずに、魂の向上のために、利益になることを実践するぞ。
これまで培ってきた価値観に反しても、本当に魂の向上に役立つことを
迷わず実践するぞ。
ヒナーヤーナやマハーヤーナの見解を乗り越えたヴァジラヤーナの見解に立つ
ぞ。
この世の中を法則の世界にするために、悪趣を高い世界へポワするぞ。
今の世の中は、三悪趣のデータに満ちている。
わたしの多くの縁深き人々が、このけがれた世の中に存在しているのだ。
このままでは、縁のあるすべての魂が三意趣に落ちてしまう。
彼らは地獄の苦しみを知らない。
身体が疲労し、刺され、焼かれ、つつかれ、ただれ
何度も何度も身体が崩れ落ちる苦しみを知らない。
その世界へは、どんなことがあっても行かせないぞ。
動物の世界は、強いものを恐怖しながら絶えず食べ物を探し求めなければならない。
そして、弱いものを殺生することによって、一度落ちた動物界から
なかなか抜け出すことはできない。
このような世界に、緑深き魂を行かせないぞ。
絶えず食物、物質、異性を追い求め、得られたとしても
そのものが苦しみの原因となり、また新しいものを追い求め
苦しみ続けなければならない。
その低級霊域の低界へ縁深き魂を落とさないぞ。
縁深き魂を三悪趣から救済するぞ。
わたしと縁のある魂を救済するのは、わたししかできない。
そして、それが今生のわたしの使命である。
その人たちを救済するには、真理の法則によって降伏(ごうぶく)しなければならない。
彼らを救う方法は、真理を実践させる以外にないのだ。
したがって、徹底的に導くぞ。