【囲碁】 井山六冠が囲碁界史上初の七冠達成 【ひとりじめ】 #1

1名無しさん@Next2ch:2016/04/20(水) 17:56:30.10 ID:g6xnocPf

囲碁の第54期十段戦5番勝負の第4局が20日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、黒番の挑戦者・井山裕太六冠(26)が伊田篤史十段(22)を破り、対戦成績を3勝1敗として十段位を奪取。囲碁界で初となる七大タイトル独占を達成した。

 棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖の六冠を保持し、伊田十段に挑んだ井山。2勝0敗と奪取に王手を掛けて迎えた今月14日の第3局は、中盤まで難解な勝負ながら競り負け。昨年7月から継続してきた挑戦手合(七大タイトルの番勝負)の連勝が18でストップした。

 それから6日間、過密な日程で精神面での切り替えが注目されたが、この日はさすがの強さを披露。中盤からリードを広げ、最後は大差で完勝し、七冠を達成した。

 井山は2002年、中学1年生でプロ入り。05年10月に「阿含・桐山杯全日本早碁オープン」で優勝し、16歳4カ月の史上最年少で初タイトルを獲得した。09年には20歳4カ月で名人位を獲得。7大タイトル獲得の史上最年少記録も樹立した。

 13年3月には棋聖位を獲得し、史上初の六冠を達成した。その後四冠まで後退したものの、15年には41勝10敗の好成績、しかも7月から11月まで歴代2位タイの公式戦24連勝をマークする強さで、再び六冠に復帰。獲得賞金は1億7212万円と歴代最高記録を更新した。

 同年末には12年に結婚した将棋の室田伊緒女流二段(26)と離婚したが、その影響を見せず今年1月、十段戦の挑戦者決定戦で勝利。七冠への挑戦を決めると、最初のチャンスでしっかり史上初の栄冠をたぐり寄せた。

 囲碁界での七冠制覇は史上初で、タイトル数が4つとなった1962年以降、全冠独占も初めての快挙。井山の六冠以前は、09年に張栩九段(36)が達成した五冠が同時制覇の最高記録だった。

 将棋界では羽生善治四冠(45)が96年、25歳で七冠独占を達成。日本中に将棋ブームを巻き起こした。井山はかつて、デイリースポーツの取材に「七冠に挑戦するには若さが必要。羽生先生のように、20代のうちに達成しなければ難しいと思います」と話しており、見事に有言実行してみせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160420-00000069-dal-ent


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