米カリフォルニア州の小学生、DNA情報を理由に強制的に退学させられる
2016年02月 ----------- このようなケースは増えるのだろうか 部門より
米カリフォルニア州の小学校で、遺伝子性疾患の1つである嚢胞性線維症の原因となる遺伝子マーカーを持っているという理由で生徒が強制的に別の学校に転校させられるという事案が発生したそうだ（らばQ、WIRED、Reddit）。
米カリフォルニア州では、遺伝子性の肺疾患を持つ子供は伝染性の感染症にかかりやすいことから、お互いに近づいてはいけない、というルールがあるとのこと。
問題の舞台となった小学校にはすでに嚢胞性線維症を煩う2人の兄弟が通っており、その両親 (goyaku ???) がChadamさんの転校を要求したという。
しかし、強制的な退学を言い渡されたColman Chadamさんは嚢胞性線維症を発症させる可能性のある遺伝子マーカーを持っているものの、実際には発症していないという。
そのため両親は「遺伝子的な差別を受けた」として学校らに対し訴訟を起こしたという。この訴訟は遺伝子を原因として差別を受けたことに対する訴訟として注目されているそうだ。
A few weeks into sixth grade, Colman Chadam had to leave school because of his DNA.
The situation, odd as it may sound, played out like this. Colman has genetic markers for cystic fibrosis, and kids with the inherited lung disease can’t be near each other because they’re vulnerable to contagious infections.
Two siblings with cystic fibrosis also attended Colman’s middle school in Palo Alto, California in 2012. So Colman was out, even though he didn’t actually have the disease, according to a lawsuit that his parents filed against the school district. The allegation? Genetic discrimination.
Yes, genetic discrimination. ................................