ここまで読み進められればご立派。本当に感謝です。あと一息。「数学で愛を描いている」らしくなりますので、面白味が増極まります。休憩してでも是非最後までお読みを。
諺に「人に歴史あり」とあります。その「歴史」は英語で「history」です。「hi」は「high」の略として使われるので、その実は「high story」です。お高く、美となります。
黄金比をご存知では。数学が定義する美であり、その曲線は黄金螺旋です。そして、日本人にはどうやらそれに似た白銀螺旋や大和螺旋(以後、大和螺旋)と呼ばれる物がより美に感じられるようです。
これです。この大和螺旋である横長の曲線を、反時計回りで立てて縦長にし、更に少し左に傾けます。その長方形を立てて、更に少し行き過ぎたくらいです。そして、左右反転したもう一つの大和螺旋も右に描き、この二つを近づけ、少し交差させ、上の収束点を一つにし、下はバッテンにします。これを、先ほどの100%の円に重ねて大きく描いてください。はみ出させ、収束点はいくらか中であり、上の方です。
ぼんやりと描けましたか。下から二人分の二本の線で美談の人生の軌道が始まります。大和螺旋なので美談である二人の人生の軌道が大きなハートマークを描くのです。
運命の関係の二人が、まだ幼い頃にお互いに求め合ったものの、偏差値の低さゆえに擦れ違うように離れる。これが下のバッテンです。現実は酷なものです。
然し、離れ離れになりつつ端の方で偏差値が高い上の方まで成長すれば、遂にお互いがお互いを正しく求められ、近づいていき、出会うことになり、大きなハートマークを描く。
続きの螺旋状の所で、喧嘩するほど仲がいいと言うように、くっ付いては離れと繰り返しつつより近づき、円熟し、一つの点に収束する。
この運命の関係であるハートマークをビッグラブという用語にしています。人としての偏差値が高まるにつれ運命の出会いを果たすのです。下のバッテンが結婚であり、冷めきった仲の夫婦が、老後に上で収束するなんてことも有りです。上の収束が老人施設での運命の出会いかも知れません。
その中に難民の居場所である25%の小さな円があることは分かりますか。分かれば、そこに難民の小さなハートマークを描くのです。スモールラブならぬベストラブ。量より質です。俺らの愛が包み込みます。
そしてここで問題です。そう全員の人生に日本の美である大和螺旋を使い、人生の軌道を美談として捉えたものの、人によっては偏差値が高まるどころかどうしようもないのです。それこそ死刑が存在するように。なので、社員に教わった通り、下向きにもハートマークを描きます。
つまり、因果応報は科学的なので、上向きは天国行き、下向きは地獄行きです。人は死の時に統合失調症の一種である感応精神病、つまり、幽霊が代表する複数人で同じ妄想を共有する病気に罹り、三途の川などの妄想を医学上も見るので、その科学的な表現です。横向きもあり、グルッと一周全てがあります。そして、そのハートマークの上の二つの丸みを花びらに見立てて、花を咲かせます。これが、日本の愛の花です。