YURIに向けて、恋人として、生涯の伴侶として、ただただ質を上げていく
できる男としては高価な長財布を、そして恋人を、つまりお金を大切にする人としては札の向きを揃えて小銭入れも
無論、小銭入れも高価な物
こんなふうにしていって、魅力的と女性に間違われたらどうしようという
既に決まっているという
少なくとも、誰ともお付き合いはしたくないという
その人でいらない不安が増えてしまった
いらない疑いが
自信が
もともと付けるべき自信なのかは知らない
その意味では正しいのかも知れないが
その意味では感謝なのかも知れないが
これには驚く
最近にしては珍しい
やはりあの財布を買い与えようかと迷う
小銭入れも