季節の便りスレッド #47

47名無しさん@Next2ch:2014/03/25(火) 08:55:04.48 ID:hbxKfibW

砂を掘つたら血が噴いて、
入れた泥鰌が竜になる。
ここで暫く絶句して、
序文に凝つて夜が明けて、
覚めた夢から針が降る。

 …

青い空から鳥がくる、
野辺(のべ)のけしきは既に春、
細い枝にも花がある。
遠い高嶺(たかね)と我がこころ
すこしの雪がまだ残る。

 《与謝野晶子 「小鳥の巣」抜粋》

出かけねばならぬ支度をしつつ
晴れとも曇りともつかぬ気の重い春の窓辺におります


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