p2pとはなんぞや #3

3名無しさん@Next2ch:2015/12/24(木) 13:57:37.32 ID:/6cExBAE

メリット[編集]
高スケーラビリティ
昨今、P2P方式が注目されている最大の要因である。理想的なP2P方式では全ての端末が等価であり、特別な機能や役割を持った端末が存在しないため、接続するユーザ数が膨大になっても特定の端末に負荷が集中しにくい(スケーラビリティが高い)。つまり、より多くの端末への配信が可能になる。一方、対照となるクライアント-サーバ方式では、クライアントの数が増えるごとに、サーバの処理能力、およびサーバにつながっているネットワーク回線に負荷が集中し、限界に達すると実用的な配信ができなくなる(スケーラビリティが低い)。特に、動画配信など、サーバから送るデータのサイズが大きい場合に、スケーラビリティは重要である。
低コスト
スケーラビリティの高さから当然導かれる特長である。クライアントサーバ方式に比べて、要求されるサーバ装置性能が低くなり、通信回線も通信帯域幅の細い安価な回線で済む。このコスト差は、端末数が増えれば増えるほど顕著となる。一般的に、クライアントサーバシステムを運用する際に、一番コストがかかるのがサーバの回線費用であり、これを格段に安価にできる。
耐障害性の高さ
理想的なP2P方式では全ての端末が等価であるため、特定の端末に障害が発生しても全体への影響は発生しない。あらかじめ同じデータを共有した端末を複数用意することができれば、データを受け取る側はどれか一つとでも接続可能であればデータ受信を継続可能である。一方、クライアント-サーバ方式では、サーバがダウンすると全てのクライアントがデータ受信不可能に陥る。


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