八尾署に5日、出資法違反(超高金利)の疑いで再逮捕されたのは、大阪府千早赤阪村人事財政課主査の藤田祐容疑者(36)。
八尾署によると、調べによると、2016年から今年2月にかけて、貸金業の許可なく無登録で20歳代と40歳代の2人の女性に、合計26万円を貸し付け、法定金利を7倍以上上回る81万円の利息を支払わせたという。
藤田容疑者は、インターネットの掲示板などで、「お金を貸してください」などと書き込んでいる女性を探し、金を貸し付けていたという。
それだけなら、単なる闇の高利貸しだが、藤田容疑者が女性を融資する条件が、肉体関係を前提にした、いわゆる、「ひととき融資」と呼ばれているもの。
「最初に金を貸すときに、ひととき融資の条件を出し、了解すればそのままホテルに行き、そのあとに直接、現金を渡して融資していた。そして、返済にあたっては月に1度、肉体関係を持てば、金利はそのまま。だが、断った場合、五千円を上乗せして返済するように
求めていた。要するに、肉体関係、性交渉をすることが融資の条件だった」(捜査関係者)
藤田容疑者は、千早赤阪村役場に2011年から勤務。総務課、健康福祉課の主査などをへて、今年4月から林野庁に出向。林野庁の大阪の出先機関で、森林部門の担当になり、みどりを増やす仕事についていたという。
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