「世界一の糞(くそ)の国」と称されていた、併合前の韓国
韓国内地を旅行すれば、路傍や街路中に累々たる黄金の花(糞)が場所も嫌わず狼藉と咲き乱れて居て、足の踏み場もなく、 潔癖者は一見其不潔と臭気に驚くのだ。
現にこの国の中央都会の地たる京城(現在のソウル)の如き、一名を真の帝都と綽名されて居る程で、至る所人糞あるいは牛馬糞を見ざる無で、粉々たる臭気は鼻を襲い眼を顰める者とてない。
そこで京城市内を流れて居る川の如き各戸より、排泄する糞尿を混じ、この水は一種の黄色を帯び、ドロドロになって居るなど、 実に眼もあてられぬ光景で洗濯などに使って居る。
なんと鼻持ちならぬ話ではないか。 毎年夏になると伝染病が流行し、その伝染病に罹る患者の多くは韓人で、 非常なる大流行を極め何千人を驚かすは珍しくない。
( 『漢 城の風雪と名士 』 細井肇 著より引用)