にっちもさっちもいかなくなるような事態は誰だって避けたがります。
岩と固い壁の間にはさまりたいと思う人などいないでしょう。
もし、制止できない力が不動の物体と衝突すればどうなるのかを
見ていた人たちがいるとしたら、彼らが私たちのところにやってきて、
何を想定すべきなのかを教えてくれることがないのはどうしてなのでしょう?
それはただ単に、どれも私たちが想像しているほど
悪いことではないからなのかもしれません。
最悪とは、実のところ、最悪を予想する心の中にあるのです。
今夜の新月は、あなたが半(なか)ば思い浮かべていた何かが、
まったく問題ないと判明するかもしれないことを暗示しています。