トランプ保護関税政策の効果(見通し) #47

47MNNAを拒絶するが、準同盟関係は維持するシンガポールの二枚舌:2025/10/19(日) 13:07:58.12 ID:mk6pEaRj

>③ マレーシアからの分離独立の経緯(ブミプトラ運動の背景)

>■ 背景:マレーシア建国と民族問題

>1. 1957年:マラヤ連邦独立

>イギリスから独立した際、マレー人(マレー系イスラム教徒)が政治権力を掌握。

>経済は華人(中華系)が支配しており、民族間格差が深刻化。

>2. 1963年:マレーシア連邦成立

>マラヤ連邦+シンガポール+サバ・サラワクが統合して「マレーシア」成立。

>しかし、政治面での「マレー人優遇」と経済面の「華人支配」の矛盾が激化。

>3. ブミプトラ運動(Bumiputera Policy)

>「ブミプトラ=土地の子(マレー人・先住民)」を優遇する政策。

>公務員採用・大学入学・企業支援などでマレー人優先。

>華人に対する差別的政策が進行。

>4. シンガポール内の反発

>シンガポールの華人多数派(特に人民行動党PAPのリー・クアンユー首相)は、「マレーシアはマレー人のための国ではなく、全民族の国である」と主張。

>これがマレーシア首相トゥンク・アブドゥル・ラーマンとの対立を招く。

>5. 1964年:民族暴動(Race Riots)

>クアラルンプール・シンガポールでマレー人と華人の衝突が発生。死者多数。

>マレー人優遇政策に抗議する華人と、イスラム保守派の衝突が激化。

>6. 1965年:シンガポール追放(分離独立)

>1965年8月9日()、マレーシア連邦議会がシンガポールを正式に連邦から除外。

>「分離独立」ではなく、事実上の「追放」であった。

>リー・クアンユーは涙を流しながら「我々は自ら選ばぬ独立を受け入れる」と声明。

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🔹まとめ

>分類 :内容

>中国の影響 経済・金融・文化・華僑ネットワークを通じた“非公式統一戦線”の浸透。孔子学院・港湾企業・人民元決済拠点など。

>イギリスの影響 法体系・議会制・教育・軍制度など制度設計の根幹。FPDAなどで現在も安全保障上の関係継続。

>マレーシア分離の原因 ブミプトラ政策によるマレー人優遇と華人排斥。民族対立の激化により1965年に分離独立。

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