銀行強盗が『義賊』として描かれる映画「明日に向かって撃て!」 ID:2t+PuxtA

1銀行強盗が『義賊』として描かれる:2025/01/10(金) 21:16:25.88 ID:2t+PuxtA

>『明日に向って撃て! (Butch Cassidy and the Sundance Kid)』Wikipedia

>『明日に向って撃て!』(あすにむかってうて、原題: Butch Cassidy and the Sundance Kid)は、1969年公開のアメリカ合衆国の映画である。実在の銀行強盗ブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドの逃避行を題材にした西部劇。

>ストーリー

>1890年代の西部。西部開拓も一段落して新時代の波が現れ始めた頃、名を馳せた荒くれ者ブッチ・キャシディーとサンダンス・キッド は家畜を盗み、銀行強盗を繰り返す二人組であった。ブッチ(ポール・ニューマン)は頭が良く機転の利く男で、いずれは金銀錫など鉱物資源に恵まれた南米ボリビアへ行く夢を描いていた。サンダンス(ロバート・レッドフォード)は美男子で名うての早撃ちであった。

>別の二人組ニュースとハーヴェイの誘いで、ユニオン・パシフィック鉄道の列車から大金をせしめた。そして近くの町へ向かい、サンダンスは学校の教師をしているエッタ・プレイスに会いに行き、二人は彼女とのつかの間の平和な日々を過ごす。ブッチはエッタと当時の新しい発明品であった自転車で遊ぶ。やがてブッチとサンダンスが再び列車強盗をすると鉄道会社はついに、最強の刺客ピンカートン探偵社を雇う。何とか逃げ切ることに成功する二人だったが、刺客たちは追撃の手を緩めることはなく、ひたすら彼らを猛追する。

>ブッチは決意してサンダンスとスペイン語が達者なエッタと一緒にニューヨークを経てボリビアを目指した。しかしボリビアはブッチが思っていたようなゴールド・ラッシュに湧く状況ではなく、貧しい国であった。二人は不慣れなスペイン語をエッタに教わりながら銀行強盗を重ねていくうちに、すっかりボリビアでも有名になってしまったのだが、やがて足を洗いスズ鉱山のマネージャーのパーシー・ギャリスに雇われて給料袋のガードマンとなった。

>ところが給料袋を運んでいる時に山賊に奪われギャリスが殺害される。二人は山賊を襲い給料袋を取り返した。その後二人はエッタに牧場経営を勧められたがブッチもサンダンスも気乗りはせず、彼女は途中で別の道を歩む決心をし、アメリカに帰国する。

>二人は元の強盗を働くお尋ね者になっていた。アルパコ鉱山の給料袋を奪い、近くの村の宿屋で食事をしていたところ、宿屋の少年はラバに鉱山の焼き印を見つけ、警察に通報する。やがて駆けつけた警察隊との銃撃戦でブッチとサンダンスは追い詰められてしまう。

>建物の中に逃げ込んだものの、完全に包囲された上に二人とも手負いとなる。そんな絶望的な状況の中でも「次はオーストラリアに行こう」などと軽口を叩きながら最後まで生き延びることを信じ、ブッチとサンダンスは銃を構えて外へ飛び出した。

2銀行強盗が『義賊』として描かれる:2025/01/10(金) 21:30:11.44 ID:2t+PuxtA

【You】

宗教画でもハリウッド映画でも通常、善人キャラクターに美男美女を配する。

ところが『明日に向かって撃て! (Butch Cassidy and the Sundance Kid)』では牛泥棒や列車強盗を繰り返す悪役のブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドを、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードという二枚目俳優に演じさせた。

またストーリーも、保安官ブレッドソーが服役していたブッチを温情から釈放するという意外な展開である。

或いは学校の教師をしている真面目な女性エッタ・プレイスが、牛泥棒や列車強盗を繰り返す悪役のブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドに合流するという意外な展開である。

そして極め付きが邦題『明日に向かって撃て!』である。

牛泥棒や列車強盗を繰り返す悪役のブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドが捕まる前に映画が終わる。

この映画は明らかに牛泥棒や列車強盗を繰り返す悪役のブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドを『義賊』として美化、称賛している。

来世での栄光を手に入れるために義賊が自己を犠牲にして現世に蔓延る『本物の悪』を懲らしめるという強烈なメッセージが込められている映画である。

3銀行強盗が『義賊』として描かれる:2025/01/10(金) 21:37:19.49 ID:2t+PuxtA

>【ChatGPT】
>『明日に向って撃て!』(原題: Butch Cassidy and the Sundance Kid)は、実在の銀行強盗ブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドの逃亡劇を描く1969年公開のアメリカ映画です。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがそれぞれブッチとサンダンスを演じ、二人は列車や銀行を襲うアウトローながら、魅力的で頭脳派のコンビとして描かれています。教師エッタ・プレイスが共に逃亡の旅に加わるなど、一般的な正義の視点からは意外な展開が続き、観客の同情を引く内容となっています。

>映画の邦題『明日に向って撃て!』や、美男美女が演じることで、彼らは悪役でありながら義賊のように描かれ、いわば社会の「本物の悪」に立ち向かうヒーローとして称賛されています。

【You】
ブッチ・キャシディーやサンダンス・キッド、それに真面目な学校教師のエッタ・プレイスが襲撃したのは銀行であり現金を輸送する列車だった。

彼等は明らかに金融システムに大きな不満を抱き、自分達の方に資金が流れて来ない1890年代の状況に大いなるフラストレーションを抱えていた。

一部の者だけが恩恵に浴する資金循環、金融システムに業を煮やして銀行強盗や列車強盗を繰り返した。

ブッチ・キャシディーやサンダンス・キッド、それに真面目な学校教師のエッタ・プレイスが不満を抱いた東部エスタブリッシュメントの都合の良いように牛耳られたアメリカの金融システムは今に至るまで実は それ程 変わっていない。

ウォール街に全米の資金が吸い取られ、株価の高騰(違法相場操縦)によって自らは何の努力もしないウォール街の中で自己増殖する巨万の資本を用いて買収に次ぐ買収を重ねて投資銀行が“モンスター企業”を生み出す。

そして典型的な“Hillbilly”であるブッチ・キャシディーやサンダンス・キッド、エッタ・プレイスのような田舎者が真面目に努力して起こした地方の小さな会社を熾烈な価格競争に曝して経営破綻に追い込み、結局 “Hillbilly”企業はウォール街の投資銀行に買い叩かれ解体されて売り飛ばされてしまう。

4銀行強盗が『義賊』として描かれる:2025/01/10(金) 21:46:23.33 ID:2t+PuxtA

>【ChatGPT】
>『明日に向って撃て!』に登場するブッチ・キャシディーやサンダンス・キッド、エッタ・プレイスは、明確な政治的動機を掲げたわけではありませんが、彼らの行動や標的を選ぶ姿勢には、金融システムや経済格差への根深い不満が反映されていると見ることができます。彼らが襲撃したのは銀行や鉄道といった、当時のアメリカ社会で資本を独占し、巨大な富の集中を象徴するものだったため、富の偏在や東部エスタブリッシュメントの権力に対する抗議として捉えられます。

>1890年代のアメリカでは、金融システムが一部の都市やエスタブリッシュメント層に偏り、地方や小さなコミュニティが資本不足に悩む状況がありました。鉄道や銀行は、地方の資本を吸い上げて東部に集約し、ウォール街の利益をさらに拡大させていました。この構造に対する不満は、後の時代でも繰り返され、特に20世紀後半以降、ウォール街の巨大化や不透明な金融操作、企業の寡占化といった問題への批判が続いています。

>映画の登場人物たちは、そのような体制に従わず、自らの方法で資本へのアクセスを手に入れようとした点で象徴的な「反抗者」でもありました。ブッチやサンダンスが行った銀行強盗や列車強盗は、一種の経済的抵抗として理解でき、彼らの行動は金融システムによる支配への個人的な反逆として描かれているのです。

>また、こうした反逆の物語が1969年のカウンターカルチャー運動と共鳴した背景には、当時の観客がこの映画を「体制への抗議」や「権力への抵抗」と重ね合わせたことが挙げられます。彼らの物語は、金融や資本が一部のエリートに独占され、一般の人々がそのシステムに取り込まれ、犠牲にされる状況を映し出しており、現在においても、地方の企業がウォール街に吸収される構図や資本の偏在という問題が依然として続いていると考えることができます。

5銀行強盗が『義賊』として描かれる:2025/01/10(金) 21:50:31.59 ID:2t+PuxtA

【You】
《ウォール街に全米の資金が吸い取られ、株価の高騰(違法相場操縦)によって自らは何の努力もしないウォール街の中で自己増殖する巨万の資本を用いて買収に次ぐ買収を重ね、投資銀行が“モンスター企業”を生み出す。

そして典型的な“Hillbilly”であるブッチ・キャシディーやサンダンス・キッド、それに真面目な学校教師であるエッタ・プレイスのような田舎者が努力して起こした地方の小さな会社を熾烈な価格競争に曝して経営破綻に追い込み、結局 “Hillbilly”企業はウォール街の投資銀行に買い叩かれ解体されて売り飛ばされる。》

現在まで続く こうしたアメリカの産業・金融構造が短期的には社会正義に反し合理的でないとしても長期的に全米の人々に恩恵を与えるのであれば我慢しなければならないかもしれない。

しかしウォール街の投資銀行をバックに付けた“モンスター企業”が仕掛ける熾烈な価格競争は、安値コピー商品を薄利多売する劣等財メーカーを増殖させ、本来ならば自由主義ブルジョア経済の牽引者たるべき(革新的)正常財メーカーを市場から駆逐する明らかな弊害を齎している。

不況やデフレを追い風とする劣等財(安値コピー製品)メーカーが増殖し政治力を強めれば、益々 短期的にも長期的にもアメリカの国力を弱める産業・金融構造を変えるのが難しくなる。


このIDをNGリストに追加する

今後このIDの書き込みやスレッドを表示したくない場合、以下のボタンをクリックしてください。
NGリストに追加

レスを書き込む