生きたまま海に… 女性死体遺棄で41歳の米国人を逮捕 神奈川県小網代湾
2015.08.07
神奈川県三浦市三崎町の小網代湾でシートに包まれた女性の遺体が見つかった事件で、三崎署捜査本部は6日、死体遺棄容疑で横浜市保土ケ谷区の自称無職、グレゴリー・グモ容疑者(41)=米国籍=を逮捕し、容疑者宅と車を家宅捜索した。
DNA鑑定の結果、女性は東京都目黒区の契約社員、秋田谷まり子さん(42)と判明。2人は交遊があり、事件前、防犯カメラに一緒に車に乗っている姿が写っていた。同本部は2人の間になんらかのトラブルがあったとみて調べている。
逮捕容疑は7月28日ごろ、小網代湾の海中に秋田谷さんの遺体を遺棄した疑い。「私は海に捨てていない」と容疑を否認しているという。
同29日午前10時ごろ、小網代湾の岸から20~30メートル沖に遺体が浮いているのを地元の男性が発見。同本部によると、秋田谷さんはワンピース姿で、シートに巻かれたロープにはコンクリート片1個が付いていた。
司法解剖の結果、肺に水が入っており、同本部は秋田谷さんが生きたまま海に沈められたとみて殺人容疑で調べていた。