信&漂のまっすぐな夢と政の熱い決意がどういうふうに実るのか
ぐいぐい引き込まれて読んだ始まりと同じくらい終盤も物語に引き込まれながら読みたい
歴史物はすぐ周囲が特に史実厨とかが横から騒音発して作家の自由な想像力を阻害したりするけど
紀元前の不確かな史書に拘泥した学習漫画みたいな伝記物になるより
作家独自の筆致で描かれた読み応えある伝奇物になってほしい
その意味ではムタやランカイや山の民や刺客が
昌文君や肆氏や王騎にまじって信と政の行く道を盛り上げた初盤は最高だった
かつての冒険小説の血を濃く受け継ぐ王道活劇って今ほんとに少ないからまだまだ応援したい