>>10のANGEL VOICE
完結したのでこの正月にゴロ寝しながら一気読みマジオススメ
読み応えは相当なもの
週刊連載中はどうしても内容が切れ切れになり、長いスパンで描かれる視野のしっかりした漫画の魅力は伝わりにくい
実際、本誌で最終回らへんを読んでいた時にはもっと熱々で動的な終わり方をするのかと思っていたので
少し物足りない感があったが、単行本で読んだら違った
多少乱暴な言い方をするが
最終回だと思って自分が読んでいた部分(40巻)は既にエピローグという静かな部分だったのだ
本当の最終回は38巻〜39巻にある
あの成田と乾のパスとシュートは一つの作品の完成でもあった
ドラマとしての描写の秀逸さやきめ細やかさについて語りたい点は多くあるが
それよりも満足して静かにページを閉じる読後感のよさを大事にしたい