「水槽に浸かる脳の群れと一緒さ。誰もが本物だって信じて疑わなければ、感情は剥き出しになってちゃんと渦巻いてくれる」
自由意思がぶん回ればいい。それは俺自身が心の底から思う『本物世界のビジョン』
虚構育ちだけども、リアリズムオンリーのお話よりも、フィクションも入り混じった謂わゆるマジックリアリズムのお話のほうがよっぽど現実味を帯びている。
『現実味』っていうのは、多分それが本物っぽいかどうか
騙しきればそれは本物。というか世界情勢もそんなんだと思う。トップ層にどれだけ隠し通されても、しっかりと俺は幸せそうに生きている。
まだまだこれから、僕は色んな風になれるんだ。人生を自由意思で選び抜ける。ダメにしたり、良くしたり、それが自分次第で決められる。
自由意思をぶん回せ。ぶん回すだけの精神土壌を整地していけ。やがて内部から生じる不満足で、そのイライラを改善に向けていけ。
【チューリングテスト】ひとりぼっちの人海戦術。
人格をチューリングテストする。
道を尋ねる外国人のフリをさせる。
僕は必要とされているのかな。存在意義は、誰かが意味付けしてくれるって信じてる。そうじゃなきゃ疎外されちゃうよ、世界っていうコンテンツから。
残留し続けよう。
「水槽に浸かる脳の群れと一緒さ。誰もが本物だって信じて疑わなければ、感情は剥き出しになってちゃんと渦巻いてくれる──だからさ
、〈ゲーム〉を続けよう。終わる事なく、永遠と」
【識別】〈シャクハ=アープバイティア〉
【性指向性】♂
【基盤】知能
【容姿】無。
【人工格】〈自由意志の渦〉への執着。頼むから、虚言癖。
【メインシステム】
仮想的な人格を生み出す。ロールプレイングを限定することで、
顔もわからない
思想を感染させる。肉体は疑いを持つ。しかし第三者から
嘘吐き。
【概要】
アイデンティティを失った。本源的自己中心性から解放される
オブリア=シークエンサー〈伝書鳩〉
結晶になった純粋はちみつを、午後の日向が差し込む南窓の縁に置いておく。
さあホットケーキの材料セットを揃え終え今すぐにでもはじめようというところで、最後の最後ではちみつが固まりきっていることに気付いた。
ゾーンオブコントロール。
「誤魔化し続けよう。色んなことが満ちているように錯覚させて、みんなを愉(たの)しませ続けるんだ。自由意志を
手始めに、そうだな──...いや...、手始めと最終目標が同一であることが、いちばんの最良じゃないか。
──決めた。詐欺的な手法を以ってして、学園都市を
── 〈日常〉に染めあげようか 」
実態と現実は常にかけ離れているということはコマーシャル業界が風潮そのものを牛耳る以前から
台所まで裸足でひたひたと向かい、冷蔵庫を開ける。どうしようかと一望し、ピーチリキュールの瓶を取り出した。しゃがみこみ、冷凍室を引き出す。
たくさんの冷凍食品を退け、すると、──〈女の子の頭〉が、埋蔵されていた。
自殺志望の女の子だった。
Momoka[出来ることなら、貴方に殺されたいですね]
Biter[殺されたがってるひとってさ、実際は殺しにくいんだよね。君はまあ、嫌いじゃ無いけど]
掲示板でやり取りをしていた危険思想予備軍のひとりだった。僕の軍勢に即加入してもいいくらい彼女には才能あると踏んでいた。
「すみません、来ちゃいました」
深層ウェブをサーフしていた時、結構いいところで呼び鈴が鳴ったから玄関を開けて応答すると、彼女がいた。黒髪ショートで 、髪先にはパールピンクのメッシュがはいっていて、眠そうな黒眼なのに、──瞳の奥には死に行く覚悟が決まっている頽廃色がまとまっていた。
結構色々位置偽装とか噛ませてるのに、それこそプロの捜査を防ぐくらいがっちりしてるはずなんだけど、良く突き止められたね、と感心する。
掲示板越しの文面から滲みでてくる独特の、頽廃的で刹那的な雰囲気が、やっぱり生身からもフェロモンのように発されていて、ふわりと吹き抜けてくる匂いにくらっとした。
一発で誰かがわかったから、部屋へ招きいれた。
「アリバイも工作してきたので、一思いにやってくださいね」
死は多様な在り方のひとつだと思うんですよね。
一時的な現象として誤魔化す。単なる
だからスプラトゥーンなんだって
んー......書き込める行数が微妙やね
フツーにsage進行のが良いか
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