【慶應強姦事件】リーダー格の ★国人S、以前は別のセックス目的ヤリサーにも所属
慶大集団レイプ、蛮行を招いた「リーダー格」の悪質性 女性に対しては「オラオラ系」 2016.10.21
慶応大日吉キャンパス（左）と集団強姦があったとされる神奈川県葉山町の「合宿所」【拡大】
慶応大の広告学研究会（広研）に所属する男子学生らが女子学生にテキーラを飲ませて集団強姦したとされる問題で、陵辱の様子を撮影していたのが、“実行犯”２人の先輩にあたる２年の男子学生だ。広研でリーダー格を務めるこの人物が、学生たちが蛮行に至った鍵を握っているようだ。
インターネット上には、広研が運営していた海の家をバックに関係者らしき３０人あまりの若者が思い思いにポーズをとる写真が拡散されている。全体的に「ヤンチャ」な印象を受けるその一団のなかでもひときわ目立つのが、あごを突き出し鋭い目つきでカメラを見据える男子学生だ。
現在２年生で広研の日吉キャンパス（横浜市港北区）の代表を務めるこの男子学生は、集団強姦があったとされる９月２日には、被害者である１０代の女子学生を神奈川県葉山町の「合宿所」に呼び出していた。
同日夜の宴会で、テキーラを飲まされてもうろうとしている女子学生にみずからは手を下さなかったものの、１年生の男子学生２人に陵辱される様子をスマートフォンで撮影していたとされる。
この学生を知る慶大生は「東京での予備校生活を経て入学し、いまは商学部に籍を置いている。自分が学内で彼を見たのは、広研が大学から解散命令を受けた翌日の今月５日が最後だった」と話す。
２０日発売の週刊文春は、《この男子学生の両親は外国出身で、小学校の頃に日本に来て、私大の付属中学からエスカレーターで高校へ進み、高校時代は野球部だった》といった友人の証言を報じている。
大学内では、喫煙所で広研のメンバーらしき男子学生ら数人と談笑して過ごすのが常だったという。男子学生の予備校時代を知る人物は「講師とも積極的にコミュニケーションを取ろうとしていた。悪い印象はないです」と話す。
一方で、女性に対するふるまいは、押しの強い「オラオラ系」に映ったという。
実は慶応大では昨年にも、未成年の飲酒を理由に、あるサークルに処分が下っている。「実態はセックス目的の『ヤリサー』で、処分の理由も女性に対するトラブルでした」（前述の慶大生）
どうやら、今回の広研の不祥事と似た構図だったようなのだ。そのサークルにも男子学生は一時在籍したとされる。
文春の記事では、男子学生の母親が《話は聞いているのですが、お話しすることはできないです。（中略）私たちの心情も理解してください》などと話したことも報じている。
広研で「後輩の面倒見はよかったようだ」（同）という評もある男子学生。だが、女性を呼び出して後輩に乱暴させる様子を撮影するのは、「面倒を見る」ことを大きく逸脱した愚行だ。