ぼっち大学生とお話ができるスレ #11

111:2016/06/15(水) 23:27:11.84 ID:E8oBiNJk

>>10
おう
まずリスニングについてだが前提として日本人が直感的に英語の音を聴き続けるだけでリスニングが上達するなんてのは脳の認知能力的に厳しいのはよく言われてるよね
というのも日本語と英語は言語的にかなりの距離があるわけで共通してる発音なんてほとんどない
そして脳には可塑性ってのがあるし特に言語能力(とりわけ音の聴き取り)の臨界期は7歳くらいで終わるから日本語を母語とする人が英語の音を(絶対的に)聴き分けるのはほぼ不可能というわけだ
例えば日本語の母音は5種類だけど英語の母音は国によって違うけど21、22種類あるから我々の脳はその22種類の音をすべて5種類の母音の中に当てはめて処理してるのだよ
heartとhurtの音の違いが聴き取れない(もしくはなんか違うけどどっちがどっちの単語かわからない)のはこういう理由だね
母音だけじゃなくて子音も日本語にはない音もたくさんあるよね
つまり我々日本人は英語の音をきちんと認識する必要があるというわけですよ
もっと広げていうと英語の音を勉強するということ
で一番効率がいいのは口で英語の音を出して覚えることだね
そうすることであとでスピーキングも上達しやすいしね
頑張れば音は覚えると思う
ただしその音は(直感的に)意味ある音とは認識されない(だって脳の可塑性があるから)
そこが難しいところでだから我々は意識して日本語と結びつけなくてはいけない(それは脳の機能的には充分できる)(直感的ではなく翻訳という形で)
我々が英語の文字を見て即座に翻訳できるように英語の音も即座に翻訳できるようになる必要がある(音の単語テストみたいな感じ)
そもそも我々は英語を直感的には理解できないわけで脳が外国語として無意識に翻訳してくれている
だけどこの脳の作業は外国語(ただの記号として認識されてたもの)と母語である意味ある認知できる言葉と結びつける訓練をすることでしかできないこと
つまり我々は今の時点実は英語の音はただの雑音としか認識できてないというわけだ(もしくは例えばaccentという文字をアクセントという日本語に無意識的に認識できるつまり母語である日本語置き換えてその上で「発音」「訛り」という意味と結びつけているということ)
だから音と意味を結びつける訓練をしないといけない(音を聞いて意味がわかるようになるっことだな)
つまり今までの話をまとめると「英語の音をしっかりと認識してその雑音でしかない音をしっかりと母語である日本語に翻訳できるようにする」ということだ
それとリスニングに関してもう一つ重要になってくるのが英語と日本語のリズムの違いの理解である
一言でいうと英語は強勢が単位なのに対し日本語はモーラが単位であるということ(その違いの詳細は書くと長いから申し訳ないがググっておくれ)
この違いを理解してればあとは英語のリズム慣れるだけでかなり英語を聴くのが楽になるはず
リズムに慣れるのは音の聴き取りと違ってすごく簡単(留学した人の英語はリズムだけは上達してるのはその理由)
まとめると「英語のリズムに慣れる」ということだ
そして最後に言いたいのはやっぱり「慣れる」ことだね
語学はやっぱり慣れだね
以上この3つに気をつけてリスニングの対策をするとすぐに上達する(でしょう多分)


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