イントロの一音が決まった瞬間に、全てのパートの構成とその音の配置や装飾音のアクセントまでが決定されてしまってるんだと、その音楽楽曲は元々その形を持ってこの世の何処かに存在していたのが発掘されただけなんだと思わせる程の精緻精密な合理性整合性がUZの4th・UZEDの凄さなんですよ
無駄音が一切含まれず、目的の為に必要なパーツと動作だけで工程が進行していく、最初に材料をセットしてスタートボタンを押せば完全オートメーションで精緻な完成品が出来上がる工業ラインの様な楽曲だけで構成されてるアルバム
1曲目と5曲目は特に、終盤のカタルシスが爆縮レンズの作動と核爆発を思わせる程の音の凝縮と密度なんで、そこに至るまでの楽曲の流れは完全オートメーションで核ミサイルを組み上げる製造ラインみたいなモノです
余分も不足も無く、必要な材料(音)とパーツ(パート)と工程(楽曲構成・接続とその順序)がすべて完璧に配置され動作しないと、爆縮・爆裂しない
ロックと云うジャンルは、究極的にはその様な事をするのが目的の音楽なんですよ