日本の一般路線バスはインテリアが時代遅れだとよく言われるよね。
バス車内の「色」が各社ともよく似ているワケ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160528-00120016-toyo-bus_all
東洋経済オンライン 5月28日(土)6時0分配信
■ 実はシステマティック? バスの内装
交通バリアフリーの普及推進活動などを行う公益財団法人・交通エコロジー・モビリティ財団によると、この配色の参考例はバスやトラックなどの車体メーカーなどが加盟する業界団体による「目安」だという。同財団の担当者は「床を汚れが目立ちにくい濃いグレーとすると、コントラストの差を付けるために壁や天井は明るめのグレーになる。その中で座席を目立たせ、かつ汚れがあまり目立たない色となると青系になってくる」と話す。
もっとも、コントラスト(明度)の差がついて見分けが付きやすければ問題はないため、青系統でも濃い色から明るい色までバリエーションはさまざまで、そのため青地のシートにマスコットを描いたり、模様を入れたりするなどの個性が付けられるのだという。手すりや押しボタンはオレンジ系、ステップ部分は黄色、そして床や座席はほかの部分とコントラストがはっきりした色と、バス車内の内装はシステマティックに決まっているのだ。