バスケ部顧問 暴言や体罰繰り返す 岡山学芸館高 発覚後8月末に依願退職
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岡山学芸館高(岡山市東区西大寺上)の男子バスケットボール部で顧問を務めていた50代の男性教諭が、部員への暴言や体罰を繰り返し、発覚後の8月末に依願退職していたことが2日、同校などへの取材で分かった。
同校などによると、元教諭は7月から8月にかけ、練習中にミスをした部員に「ばか」「殺してやろうか」などと怒鳴ったり、頬への平手打ちや髪をつかんで頭を揺する暴行を加えたりしたという。
8月中旬に保護者から相談を受けた学校が、部員に聞き取り調査をして発覚した。元教諭は調査に体罰を繰り返したことを認め、「チームを強化したいあまりにいら立ちがあった」と話したという。森健太郎校長が27日に男子バスケ部の保護者に経緯を説明し、謝罪した。
元教諭は赴任した2002年から顧問。13年にも部員に平手打ちをしたとして謹慎処分を受け、その後も不適切な指導があったとして、複数回の口頭注意を受けていた。同校が一連の経緯から懲戒解雇に相当すると伝えると、退職を申し出たという。