桜花学園の強さは指揮官の学びに対する強い姿勢が選手に浸透していることにあり
https://news.yahoo.co.jp/byline/takashiaoki/20191219-00155269/
井上コーチは練習以外の時間に映像チェックやスカウティングをするなど、バスケットボールを学ぼうという姿勢がまったく失われていない。若いころは元韓国代表コーチのチョン・ジュヒョンや現在デトロイト・ピストンズを率いるドウェイン・ケイシー、今はインカレ3連覇を成し遂げた東京医療保健大学の恩塚享といった若いコーチからも何かを得ようとしている。
「最初は韓国のテイ(チョン)さん。そこへ毎年、合宿に10年くらい行っていた。コーロンという彼のチームと合同練習したりして、そのあとドウェイン、カナダのケン・シールズと会って、自分もケンタッキーに1か月くらい行っていた時期もある。ケンタッキーにドウェインが戻った時に彼の家に行ったりして、中学校、大学女子とかいろいろなところへ見に行った。もちろん、ケンタッキー大学の試合も。今は恩塚とか、ドウェインとつながっている佐藤(智信:白鴎大学コーチ)。恩塚はデューク(大学:五輪3連覇を成し遂げたアメリカ代表のヘッドコーチを務めたマイク・シャシェフスキーが率いるNCAAの強豪)に通っているので、彼らから勉強しようとしている。去年と同じチームは作らないようにしようとはしています。
去年と同じことをやって今年勝てるかといったら、そんな保証はどこにもない。やっぱり変えるべきところは変えるし、バスケットも世界的な流れがあるわけだから、それに合わせたバスケットをやりたいなと思っている」